渋谷・松濤の落ち着いた大人のカフェ　美味しいお料理とワインそして音楽

調律師がピアノをプロデュースする

ピアノが物語る天才たちの美学
秘密のヴェールに包まれていたホロヴィッツの音の秘密を、彼が愛した《CD75》を科学的に分析することによって解明。
来日時のエピソードも含め、ホロビッツピアノの魅力に迫るほか、かつてはクラシックピアノ界の精鋭が集まっていたスタインウェイ＆サンズ　ニューヨーク本社Ｃ＆Ａ部を詳しく紹介。
高木自身のコンサートチューナーとしての貴重な裏話も満載です。

日経プレミアシリーズ（日本経済新聞出版社）
モーツァルトもベートーヴェンも現代のコンサートを聴いたら 「これは私の曲じゃない！」と怒るかもしれない。 クラシックを曲解した権威主義に付き合うのはやめよう！ 今のピアノを知らない大作曲家達、ロボットが優勝しかねない現代のコンクール、 ピアニストの苦悩と憂鬱、巨匠の愛したピアノの物語。 裏側まで知り尽くした筆者だから語れる、クラシック音楽が100倍楽しくなる知識。

ピアニストの心の声を聴く
究極のスタインウェイが魅了するコンサート

演奏会において、一流のピアニストを陰で支える調律師の仕事を初公開。 まるでF1マシンを整備するがごとく、1人1人のピアニストにあわせて、名器スタインウェイを最高の状態に仕上げる職人の技とは？ 調律の仕事を通して見えてくる、ジャンルを超えたピアノの世界、コンサートの楽しみ方を紹介する。

19世紀末から20世紀中頃まで、あのように数多くの巨匠たちが綺羅星のごとく活躍していた時代は、まさにピアノという楽器が頂点を極めた時代でもあった。 そのなかでスタインウェイというピアノは王者のごとく君臨した楽器だったのである。
「あの時代の音をもう一度甦らせたい、あのピアノの音を追求したい」
その思いからすべては始まった。 クラシック音楽業界に「本音」で鋭く切り込んだ衝撃の一冊。

ラフマニノフと同時代の1912年製ニューヨーク・スタインウェイで聴く、壮大で果てしない音世界

西井葉子、待望の第二弾アルバムは、ピアノソナタ第2番をメインに、前奏曲と練習曲を散りばめたラフマニノフアルバム。
ヴィンテージスタインウェイの豊潤な音と細やかな表現が調和し、ダイナミックな世界が広がる。


曲目リスト
■前奏曲 嬰ハ短調 作品3-2 「鐘」
■リラの花 変イ長調 作品21-5
■前奏曲 ハ長調 作品32-1
■練習曲「音の絵」 ハ長調 作品33-2
■前奏曲 ロ短調 作品32-10
■練習曲「音の絵」 ニ長調 作品39-9
■前奏曲 ト長調 作品32-5
■練習曲「音の絵」 変ホ短調 作品33-6
■前奏曲 ト短調 作品23-5
■前奏曲 変ロ長調 作品23-2
■ひな菊 ヘ長調 作品38-3
■ピアノソナタ 第2番 変ロ短調 作品36 (1931年改訂版)

2019年の年末、NHKで放送されたスペシャルドラマ「ストレンジャー　上海の芥川龍之介」のサントラCD。

1921年（大正10年）、大阪毎日新聞の特派員として激動の上海を訪れた芥川龍之介。 このドラマは、芥川の小説世界と、当時の中国の現実を交錯させながら、20世紀史に刻まれた日中の精神的交流を世界に向けて発信した作品です。芥川を演じるのは、日本を代表する俳優の一人、松田龍平。
音楽は稲本響。
描かれた当時と同年代、1912年製のヴィンテージスタインウェイ（ニューヨーク）を使用。
その色彩豊かでクリアな音象は、ほぼ全編を上海で撮影された8Kの圧倒的映像美とともに、1920年代の中国が鮮やかによみがえらせます。

《受賞》
NHK編成局長特賞受賞。
アメリカ国際フィルム・ビデオ祭にてエンターテインメント部門全体の最優秀賞である「Best of Festival」を受賞。
https://www.filmfestawards.com/#prettyPhoto

＝予告動画＝
◎どーがレージ→https://www.nhk.or.jp/d-garage-mov/movie/236-1.html
◎YouTube→https://youtu.be/HnFtmVSWpSo
　（YouTubeでは4K画質でご覧いただけます）

【2020年3月号　レコード芸術誌　準特選盤選出】
情熱と気品あふれる東京トリオが今、メンデルスゾーンを蘇らせる

2013年に結成された東京トリオは、ベートーヴェンからショスタコーヴィッチまで幅広いレパートリーを得意とし、 日本のみならず、アメリカ、ヨーロッパンの伝統をユニークにブレンドした、気品溢れるトリオである。 今作のメンデルゾーンでも、非常に瑞々しい感性に満ち、正統派の端正な演奏を聴かせる。

曲目リスト
■ピアノ三重奏曲 第1番 ニ短調 作品49
■ピアノ三重奏曲 第2番 ハ短調 作品66

【2020年3月号　レコード芸術誌　準特選盤選出】
ホロヴィッツが愛用したヴィンテージ・スタインウェイ《CD75》で、ピアノの常識と限界を越える！

スクリャービンからワーグナーまで、ホロヴィッツゆかりの楽曲を、時代の流れとともに、子弟や編曲の繋がりで紡いで行く珠玉のアルバム。
無限の可能性を秘めた《CD75》は、ピアノの常識と限界を越え、ロマン派の息吹を瑞々しく蘇らせてくれる。

曲目リスト
■スカルラッティ：ソナタ ホ長調 K.380/L.23
■スカルラッティ：ソナタ ニ短調 K.9/L.413
■モーツァルト：ピアノ・ソナタ 第10番 ハ長調 KV.330
■シューベルト：即興曲 変ト長調 作品90-3
■シューベルト＝リスト：ワルツカプリス第6番「ウィーン夜会からの招待」
■ショパン：ノクターン 嬰ハ短調 遺作
■ショパン：スケルツォ第2番 変ロ短調 作品31
■シューマン：子供の情景 作品15第7曲「トロイメライ」
■リスト：夜想曲 愛の夢第3番
■ワーグナー=リスト：『トリスタンとイゾルデ』より「イゾルデの愛の死」
■バッハ=ジロティ：前奏曲 ロ短調

安武 亮　待望のファーストアルバム！
煌めくリスト、高貴なショパン、そしてムソルグスキーの「展覧会の絵」。王道のプログラムに真摯に向き合い、誠実でドラマティックな演奏を聴かせる。

曲目リスト
■リスト：愛の夢　第3番　変イ長調　S.541-3
■リスト：リゴレット・パラフレーズ　S.434
■ショパン：ノクターン　変ホ長調 Op.9-2
■ショパン：バラード 第1番 ト短調 Op.23
■ムソルグスキー：展覧会の絵

【2019年11月号　レコード芸術誌　準特選盤選出】
2台ピアノの限りない可能性で、交響曲の最高峰「第九」に挑む！

ピアノの特性を知り尽くしたリストの編曲は、ベートーヴェンの精神性やシンフォニーの重厚さを失うことなく、ピアノ本来の技巧や響きも活かした作品となっており 夫妻ならではの熟練したアンサンブルでDUOの魅力を存分に味わわせてくれる。


曲目リスト
■交響曲第9番 ニ短調 作品125
　　�T.　Allegro ma non troppo, un poco maestoso
　　�U.　Molto vivace
　　�V.　Adagio molto e cantabile
　　�W.　Presto

【2019年9月号　レコード芸術誌　特選盤選出】
驚異のダイナミクスと圧倒的な存在感
《CD75》でしか再現できない　真のラフマニノフ

ラフマニノフの前奏曲Op.32は、技術的にも非常に難曲であり、いくつかは良く演奏される曲もあるが、13曲全てを収録したCDも数少ない。
「ひなぎく」「ヴォカリーズ」などの名曲も含め、江口 玲による演奏は、心技体、全てに充実した今しか表現できない完成度を誇る。


曲目リスト
■ひなぎく Op.38-3 F-dur
■前奏曲 Op.posth d-moll
■ヴォカリーズ Op.34-14 fis-moll
■13の前奏曲 Op.32
■楽興の時 第5番 Op.16-5 Des-dur

【2019年8月号　レコード芸術誌　特選盤選出】
フランスの至宝 ジェラール・プーレによる　ラヴェル室内楽の金字塔！
ジェラール・プーレが満を持して取り組んだラヴェルの室内楽。 息の合った3人の音楽はオーケストラのような広がりを感じさせ、端正に組み上げられた演奏は、まさに唯一無二の極地といえるだろう。

曲目リスト
■ピアノ三重奏曲　イ短調
■ヴァイオリンとピアノのためのソナタ　ト長調
■ハバネラ形式の小品
■ヴァイオリンとチェロのためのソナタ
■ツィガーヌ

【2019年6月号　レコード芸術誌　特選盤選出】
エチュードとバラード　長富彩が追求するショパンの真髄

曲目リスト
-1912年製ヴィンテージスタインウェイ使用---
■12の練習曲 Op.25
■バラード第1番　ト短調　作品23
■バラード第2番　ヘ長調　作品38
■バラード第3番　変イ長調　作品47
■バラード第4番　へ短調　作品52
《ボーナストラック》　---1843年製プレイエル使用---
■ワルツ第6番「小犬」　変ニ長調　作品64-1

【2019年4月号　レコード芸術誌　推薦盤選出】
厳しい鋭利な緊張感に支配されるバルトークの世界

曲目リスト
■バルトーク：ヴァイオリン・ソナタ第1番 Sz.75
■バルトーク：無伴奏ヴァイオリン・ソナタ　Sz.117

ピアノデュオの新星「アクイーユ」デビュー！

曲目リスト
■シャブリエ：狂詩曲《スペイン》
■ドビュッシー：小組曲
■フォーレ：組曲《ドリー》
■ラヴェル：ラ・ヴァルス

【2018年11月号　レコード芸術誌　推薦盤選出】
「謝肉祭」に続く、シューマンアルバム第2弾

曲目リスト
■シューマン：交響的練習曲　作品13
■シューマン：詩人の恋 作品48より（ピアノソロ編曲）
すばらしい5月に／ぼくの涙から花が咲きでて／ぼくは恨むまい／あれはフルートとヴァイオリン／あの歌が聞こえてくると／夜ごとの夢で／むかしのおとぎの国から／はれやかな夏の朝に

【2017年12月号　レコード芸術誌　特選盤選出】
ジェラール・プーレが導くロマン派としてのブラームス

曲目リスト
■ブラームス：ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト長調「雨の歌」 作品78
■ブラームス：ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 作品100
■ブラームス：ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 作品108

1912年製のヴィンテージ・スタインウェイで奏でる
カーニバルの幻想　煌めく水の雫

曲目リスト
■シューマン：謝肉祭　Op.9
■ラヴェル：水の戯れ
■ラヴェル：洋上の小舟〜「鏡」より
■武満徹：雨の樹　素描�U〜オリヴィエ・メシアンの追憶に

【2018年1月号　レコード芸術誌　準特選盤選出】
かつてないスケールと深い洞察力で描き出すの情熱のベートーヴェン！

曲目リスト
■ベートーヴェン：ピアノソナタ第8番 ハ短調 作品13『悲愴』
■ベートーヴェン：ピアノソナタ第14番 嬰ハ短調 作品27-2『月光』
■ベートーヴェン：ピアノソナタ第23番 ヘ短調 作品57『熱情』
■ベートーヴェン：6つのエコセーズ

【2017年9月号　レコード芸術誌　準特選盤選出】
広い音域にちりばめられた響き、複雑に絡み合う旋律は、それぞれの色を纏ってクリアに織りなされていく
甘いロマンティシズムに流れず、クールにそして少しビターな「大人のドビュッシー」。

曲目リスト
■水の反映（映像 第1集 第1番
■版画／塔　グラナダの夕べ　雨の庭
■亜麻色の髪の乙女　（前奏曲集 第1巻 第8番）
■雪の上の足跡　（前奏曲集 第1巻 第6番）
■ハイドンを讃えて
■ヒースの茂る荒地　（前奏曲集 第2巻 第5番）
■オンディーヌ　（前奏曲集 第2巻 第8番）
■沈める寺　（前奏曲集 第1巻 第10番）
■アラベスク　第2番
■コンクールのためのピアノ小品
■喜びの島
■レントより遅く

【2017年11月号　レコード芸術誌　推薦盤選出】
ヴィンテージスタインウェイで描くフランスとロシアの音像
作曲家と同時期を生きた1912年製のスタインウェイによって、ドビュッシーの繊細な点描画からロシアの壮大な風景まで自在に描き出す。

曲目リスト
■ドビュッシー：前奏曲集　第2巻（全12曲）
■ムソルグスキー：組曲「展覧会の絵」より「プロムナード」
■ドビュッシー：アラベスク第1番
■ドビュッシー：「ベルガマスク組曲」より「月の光」
■スクリャービン：「3つの小品」より「練習曲」嬰ハ短調　作品2−1
■ラフマニノフ：「幻想的小品集」より「前奏曲 - 鐘」嬰ハ短調　作品3−2
■ラフマニノフ：前奏曲　変ホ長調　作品23−6
■ラフマニノフ：前奏曲　嬰ト短調　作品32−12
■ラフマニノフ：練習曲集「音の絵」より　変ホ短調　作品39−5
■ムソルグスキー：組曲「展覧会の絵」より「キエフの大門」
　　

【2017年2月号　レコード芸術誌　特選盤選出】
また一段高いステージへと歩みを進めた長富 彩　渾身のベートーヴェン

曲目リスト
■ピアノソナタ第8番　ハ短調　Op.13「悲愴」
■創作主題による32の変奏曲
■ピアノソナタ第30番　ホ長調　Op.109「悲愴」

【2016年11月号　レコード芸術誌　特選盤選出】
ドヴォルザークの作品でも最も有名な「新世界より」
作曲者自身の編曲による連弾版は、この壮大なシンフォニーの世界観をピアノ1台、連弾で表現する。

曲目リスト
■交響曲第9番 ホ短調 作品95「 新世界より」
■スラヴ舞曲集 作品72　第1番〜第6番

ホロヴィッツも愛奏した、1887年製ニューヨーク・スタインウェイ。
ドビュッシー（1862-1918）と同じ時代を生きたヴィンテージ・スタインウェイで奏でる小品集。

曲目リスト
■雪は踊っている---「子供の領分」より
■雪の上の足跡---「前奏曲集」第1巻 第6番
■亜麻色の髪の乙女---「前奏曲集」第1巻 第8番
■ミンストレル---「前奏曲集」第1巻 第12番
■雨の庭---「版画」より
■月の光 ---「ベルガマスク組曲」より

江口 玲と《CD75》が魅せてくれた数々のドラマをライヴで！
舞曲で巡るヨーロッパの旅　絢爛のラ・ヴァルス　そしてすべては夢の中に
2012年から2015年まで、4度に渡って開催された江口 玲の6.19コンサートから、未発表音源によるライヴアルバム。

曲目リスト
■バード：パヴァーヌとガリアード第5番
■アルベニス／ゴドフスキー編曲：タンゴ
■バルトーク：ルーマニア民俗舞曲　Sz.56
■シューベルト／リスト編曲：ヴァルス・カプリス 第6番
■シューベルト／リスト編曲：セレナーデ
■ブラームス：ハンガリー舞曲集より　第5番　第6番
■J.S.バッハ：アリオーソ
■リスト：コンソレーション　第3番
■ラヴェル：ラ・ヴァルス（第1ピアノ-反田恭平　第2ピアノ-江口 玲）
■シューマン：トロイメライ

魂のピアニスト平澤真希が日本の「調和」「平和」「愛」を世に問う初のオリジナルアルバム
1912年製のヴィンテージスタインウェイを使用し、松濤サロンにて収録。

曲目リスト
■水のうた
■聖なる樹の声
■羽衣を揺らす風
■水のプレリュード
■虹をかける神馬
■青の記憶
■明日への誘い
■月の雫
■月舟
■天への回帰〜龍
■祈り

【2016年8月号　レコード芸術誌　準特選盤選出】
ジェラール・プーレが奏でる北欧と東欧の抒情

曲目リスト
■グリーグ：ヴァイオリン・ソナタ 第2番 ト長調 作品13
■スーク：4つの小品 作品17
■スメタナ：我が故郷より
■グリーグ：ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ハ短調 作品45

【2015年9月号　レコード芸術誌　特選盤選出】
1887年製《ローズウッド》と1912年製《CD75》 2台のヴィンテージスタインウェイで描く、ベートーヴェンとピアノの進化

曲目リスト
■ピアノソナタ第8番　ハ短調　Op.13「大ソナタ悲愴」
■ピアノソナタ第14番　嬰ハ短調　Op.27-2「幻想曲風ソナタ」
■ピアノソナタ第23番　ヘ短調　Op.57
■バガテル「エリーゼのために」イ短調　WoO 59

【2015年5月号　レコード芸術誌　準特選盤選出】
一瞬で観客を魅了する若きヴィルトォーゾ反田恭平の“今”をライヴ録音で！
圧倒的な存在感で君臨する巨匠時代の名器《CD75》と反田恭平が巻き起こした衝撃のコンサートが蘇る！

曲目リスト
■シューベルト：ピアノ・ソナタ第13番イ長調Op.120 D661
■チャイコフスキー：ワルツ・スケルツォ　第1番イ長調　Op.7
■ショパン：ポロネーズ第6番　変イ長調　Op.53「英雄」
■ミャスコフスキー：ピアノ・ソナタ第2番　嬰ヘ短調　Op.13
■スクリャービン：ピアノ・ソナタ第3番嬰ヘ短調　Op.23
■チャイコフスキー：カプリッチョ　変ト長調　Op.8
■モシュコフスキー：15の練習曲Op.72より　第6番　ヘ長調
■リスト：献呈（シューマン）

【2015年1月号　レコード芸術誌　準特選盤選出】
蘇る伝説！
進化系デュオ「伊賀あゆみ＆山口雅敏」が、生誕111年＆没後25周年記念日に贈る、ホロヴィッツ・トリビュートアルバム！

曲目リスト
《ピアノ独奏》
■ホロヴィッツ：変わり者の踊り（日本初録音）
■ホロヴィッツ：へ短調のワルツ （日本初録音）
■ホロヴィッツ：エチュード・ファンタジー「波」変ホ長調 作品4　（日本初録音）
■ホロヴィッツ編曲：ゴッド・セイブ・ザ・クイーン「イギリス国歌」（日本初録音）
■ジェロビンスキー：6つの短いエチュード 作品19より第1番トッカータ　第2番ノクターン（日本初録音）
■トスカニーニ：子守唄
■チェイシンズ：鍵盤でのカリカチュール「ラフマニノフ」作品6-1（日本初録音）

《ピアノ連弾》
■ツファスマン：雪の結晶（日本初録音）
■アントン・ルビンシュテイン：ノクターン作品50-1（日本初録音）
■ストラヴィンスキー：ペトルーシュカからの第3楽章
■ホロヴィッツ（山口雅敏編曲）：ビゼーの「カルメン」の主題による変奏曲 （世界初録音）
■リスト（ホロヴィッツ/山口雅敏編曲）：クリスマスツリー S.186より「昔々」（世界初録音）
■サン＝サーンス（リスト/ホロヴィッツ/山口雅敏編曲）：死の舞踏 （世界初録音）
■スーザ（ホロヴィッツ/山口雅敏&伊賀あゆみ編曲）：星条旗よ永遠なれ

【2014年9月号　レコード芸術誌　特選盤選出】
ホロヴィッツが恋した1912年製スタインウェイ《CD75》の圧倒的な存在感！
ピアノ1台で描き出す壮大なワーグナーの世界

曲目リスト
■聖杯への厳かな行進曲
　（舞台神聖祝典劇「パルジファル」第１幕より）
■神々のヴァルハラへの入城
　（舞台祝祭典劇「ニーベルングの指環」序夜　楽劇「ラインの黄金」第2場より）
■ワルキューレの騎行
　（舞台祝祭典劇「ニーベルングの指環」第1夜　楽劇「ワルキューレ」第3幕より）
■ジークフリートの葬送行進曲
　（舞台祝祭典劇「ニーベルングの指環」第3夜　楽劇「神々の黄昏」第3幕より）
■糸紡ぎの歌　（歌劇「さまよえるオランダ人」第2幕より）
■前奏曲 　（楽劇「トリスタンとイゾルデ」第1幕より）
■愛の二重唱　（楽劇「トリスタンとイゾルデ」第2幕より）
■前奏曲〜愛の死　（楽劇「トリスタンとイゾルデ」第3幕より）

【2013年12月号　レコード芸術誌　特選盤選出】
「ナイト（騎士）の称号を与えるべき音楽芸術」と、本場ドイツでも最高級の賛辞を浴びる実力派ピアノデュオ。待望の新譜は、連弾と2台ピアノで奏でるロマン派の華やかな舞台の数々。

曲目リスト
■シューベルト：ファンタジー　へ短調　Op.103　D.940
■ショパン：4手のための変奏曲　二長調 （ムーアの歌による）
■リスト：半音階的大ギャロップ
■リスト：メンデルスゾーンの無言歌の主題による２台ピアノのための大コンツェルトシュトゥック
■メンデルスゾーン：夏の夜の夢　より　スケルツォ
■メンデルスゾーン：夏の夜の夢　より　結婚行進曲
■ラヴェル：ラ・ヴァルス

【2013年10月号　レコード芸術誌　準特選盤選出】
わたしが愛を歌おうとすると、それは悲しみになった。悲しみを歌おうとすると、それは愛になった。」　---シューベルト
ロマン派の巨匠たちの愛を紡ぐ、竹村浄子　珠玉の作品集

曲目リスト
■リスト: ウィーンの夜会　第6番　イ長調　S.427-6
■リスト: コンソレーション　第3番　S.172
■シューベルト: 即興曲集　D 899（作品90）より　第3番　変ト長調
■シューベルト: 即興曲集　D 899（作品90）より 第4番　変イ短調
■ショパン：ノクターン　作品27-1
■ショパン：ノクターン　作品27-2
■ショパン：幻想ポロネーズ　変イ長調　作品61
■シューマン：アラベスク　ハ長調　作品18

【2012年9月号　レコード芸術誌　特選盤選出】
ここまでに美しい音色と、恐ろしく研ぎ澄まされた反応を持った楽器が他に存在するだろうか？
ホロヴィッツが恋したピアノ《CD75》。29年の時を経て、再びステージへ ！

曲目リスト
■アルカデルトの「アヴェ・マリア」
巡礼の年第2年「イタリア」
■婚礼 - ラファエロの「聖母の婚礼」による
■物思いに沈む人 - ミケランジェロの彫刻による
■サルヴァトール・ローザのカンツォネッタ
■ペトラルカのソネット 第47番
■ペトラルカのソネット 第104番
■ペトラルカのソネット 第123番
■ダンテを読んで〜ソナタ風幻想曲

1912年製のニューヨーク・スタインウェイで描く、ファンタジー溢れるシューマンの世界！

曲目リスト
■謝肉祭　作品9
■交響的練習曲 作品13の主題と5つの変奏曲（遺作）

心に響く愛と涙、感動のテノール！
2007年に発症した胞巣状軟部肉腫と闘病しながらも、不屈の精神と持ち前の明るさで精力的に演奏活動を続けた本田武久。
癌の転移は、頭がい骨、両肺にも広がり、原発部である右足のひざ下を切断した2か月後にこのアルバムはレコーディングされましたが、そのような経緯は全く微塵も感じさせない伸びやかな歌声は、聴く人の心に真っ直ぐに届くことでしょう。
2012年永眠。

曲目リスト
■アヴェ・マリア（カッチーニ：曲／井上鑑：編曲）
■アメージング・グレイス（ニュートン：曲／井上鑑：編曲／岩谷時子：詞）
■ジュピター（ホルスト：曲／井上鑑：編曲／岩谷時子：詞）
■素晴らしきこの世界（ジョージダグラス：曲／井上鑑：編曲／本田武久：詞）
■峠の我が家（アメリカ民謡／源田俊一郎：編曲／岩谷時子：詞）
■小さな空（武満徹：詞・曲）
■三月のうた（武満徹：曲／谷川俊太郎：詞）
■うたうだけ（武満徹：曲／谷川俊太郎：詞）
■ゴンドラの唄（中山晋平：曲／岩河智子：編曲／吉井勇：詞）
■瑠璃色の地球（平井夏美：曲／アベタカヒロ：編曲／松本隆：詞）
■翼をください（村井邦彦：曲／アベタカヒロ：編曲／山上路夫：詞）
■夜更けの空（穴見めぐみ：曲／金子みすゞ：詞）
■夜明けの歌（いずみたく：曲／岩谷時子：詞）

本場ドイツでも最高級の賛辞を浴びる実力派ピアノデュオ。
ジプシーの情熱と哀愁のメロディー、心躍るリズムが楽しい「ハンガリー舞曲集」ではブラームス54歳時の1887年製スタインウェイを、気品漂う愛すべき「ワルツ集」では現代のスタインウェイを使用。ライブ録音。

曲目リスト
■4手のためのハンガリー舞曲集
■4手のためのワルツ集　作品39

クープラン・ダンドリュー・ラモー・ダカン。フランス音楽の父と呼ばれる彼らの音楽は300年の時を経てもなお、色あせることなく現代の風景に溶け込み、人々の心を癒す。

緻密な楽曲解釈に基づいた演奏に定評がある雁部一浩。
使用ピアノは1887年製のヴィンテージ・スタインウェイ。まさにラフマニノフと同世代、クラシックにおけるピアノ黄金期に活躍したピアノで奏する驚愕のシューマンとラフマニノフ。

曲目リスト
■クライスレリアーナ（シューマン）
■「トロイメライ」〜　子供の情景　作品15より（シューマン）
■歌わないで美しい人よ（ラフマニノフ／雁部一浩編）
■夜のしじまに（ラフマニノフ／雁部一浩編）

【2010年12月号　レコード芸術誌　特選盤選出】
ショパン没後200年にあたる2010年、江口 玲ならではの切り口でアプローチする異色のアルバム。 《軍隊・英雄・幻想》の三大ポロネーズを頂点に、全年代のマズルカとポロネーズでショパンの生涯を綴る。
7歳で最初のポロネーズを書いたショパンは、最後のマズルカを完成させることなく、39歳でその命の扉を閉じた。こうして年代順に通して聴いていくと、彼の才能が目覚め、 花開き、成熟し、やがて終焉の時を迎えた人生の流れや心情が、手に取るようにわかる。
単なる名曲集ではなく、ショパンの本質を捉えたこのアルバムは、まさに「ショパン生誕200年」を語るにふさわしい名盤となるだろう。

曲目リスト
1.ドンブロフスキのマズルカ 「ポーランド未だ滅びず」／2.ポロネーズ　ト短調／3.マズルカ　変ロ長調／4.ポロネーズ　Op.71-3／5.マズルカ　Op.68-3／6.マズルカ Op.7-3／7.マズルカ Op.7-1／8.マズルカ Op.17-4／9.マズルカ Op.24-1／10.マズルカ Op.67-3／11.マズルカ Op.30-3／12.マズルカ Op.33-3／13.ポロネーズ Op.40-1 (軍隊）／14.マズルカ Op.41-2 ／15.マズルカ Op.50-2 ／16.ポロネーズ Op.53 (英雄）／17.マズルカ Op.59-2／18.幻想ポロネーズ Op.61／19.マズルカ Op.63-2／20.マズルカ Op.63-3／21.マズルカ Op.68-4／22.ノクターン Op.9-2／23.ワルツ Op.64-1 (子犬)

【2011年1月号　レコード芸術誌　準特選盤選出】
ともに世界で活躍するトップクラスのアーティスト、加藤知子と江口玲による　ヴァイオリン・ソナタ集　第2弾。
1728年製のストラディヴァリウスと、1887年製のスタインウェイが奏でるブラームスを、21世紀に聴く！

曲目リスト
■ヴァイオリンソナタ第1番　ト長調　Op.78
■ヴァイオリンソナタ第2番　イ長調　Op.100
■ヴァイオリンソナタ第3番　ニ短調　Op.108
■F.A.E.ソナタ〜スケルツォ

【2010年1月号　レコード芸術誌特選盤選出】
リンカーン大統領による奴隷解放宣言から147年を経て、2009年アメリカに史上初の黒人大統領が誕生した。アメリカ国民はオバマ大統領のもと、新しい歴史を作ろうとしている。 ニューヨークの9/11テロ直後に録音されたCD、“Dear America,”から8年、私は再びアメリカへの思いを音の手紙に託したいと思う。−−−江口 玲

曲目リスト
■アメリカ国歌「星条旗」　（J.スミス／ホロヴィッツ編）
■マナッサスの戦い （“ブラインド・トム”ベシューン）
■「自由への叫び」による演奏会用大奇想曲
　 　　（G.F.ルート/L.M.ゴッドシャルク）
■スモーキー・モークス　（A.ホルツマン）
■メイプルリーフ・ラグ　（S.ジョプリン）
■エンターテイナー （S.ジョプリン）
■ラグタイム・ナイチンゲール （J.ラム）
■サムタイムズ、アイ・フィール・ライク・ア・マザーレスチャイルド（S.コールリッジ＝テイラー）
■ディープ・リバー　（S.コールリッジ＝テイラー）
■リアルトのさざなみ　（G.ガーシュウィン）
■7つの前奏曲集　（G.ガーシュウィン）
■アイ・ガット・リズム　（G.ガーシュウィン）
■月明かりの中の水　（“ブラインド・トム”ベシューン）

かつて、ドビュッシーと共にヴァイオリン・ソナタの作曲に携わり、初演も務めたヴァイオリニスト、ガストン・プーレ。その父から教えを受け継ぎ、幼少より天才ヴァイオリニストとして活躍してきたジェラール・プーレ。
今作は、ヴァイオリン作品としては珍しい、チャイコフスキー＆ラフマニノフの小品を取り上げ、ロシアのロマンティシズムをたっぷりと歌いあげる。有名な「パガニーニの主題による狂詩曲」や「ヴォカリーズ」のほか、長年伴奏を務める川島余里作曲のヴァイオリン・ソロ曲も収録し、彼の幅広い音楽性と表現力を発揮している。

曲目リスト
■懐かしい土地の想い出 Op.42（チャイコフスキー）
　　瞑想曲／スケルツォ／メロディー
■憂鬱なセレナーデ　Op.26（チャイコフスキー）
■パガニーニの主題による狂詩曲より"第18番変奏曲"（ラフマニノフ）
■ヴォカリーズ　Op.34　　No.14（ラフマニノフ）
■サロンの為の2つの小品 Op.6（ラフマニノフ）
　　ロマンス／ハンガリー舞曲
■ヴァイオリンのための組曲（川島余里）
　　Adagio／Presto／Comodo／Quasi lento／Allegro vivace

《あの伝説のコンサートが遂にアルバム化！》
江口玲の名をソリストとして世に知らしめた浜離宮朝日ホールでのコンサートが、ライヴ盤として待望のリリース！
【2009年10月号　レコード芸術誌特選盤選出 】

曲目リスト
■愛の歌（スーク）
■サンクチュアリ（ホフマン）
■ユーモレスク（ドヴォルザーク）
■ドゥムカ（チャイコフスキー）
■バレエ「白鳥の湖」より ”四羽の白鳥の踊り”（チャイコフスキー）
■夢見る人（フォスター／ウォレン編）
■ヘクセンタンツ “魔女の踊り” （マクダウェル）
■猫とネズミ（コープランド）
■マスネーのオペラによる演奏会用パラフレーズ “タイスの死” （サン＝サーンス）
■ビゼーのオペラ「カルメン」の主題による変奏曲（ホロヴィッツ）

《あの伝説のコンサートが遂にアルバム化！》
江口玲の名をソリストとして世に知らしめた浜離宮朝日ホールでのコンサートが、ライヴ盤として待望のリリース！
【2009年10月号　レコード芸術誌特選盤選出 】

曲目リスト
■エチュード　Op.8-11（スクリャービン）
■ソナタ　第４番　Op.30（スクリャービン）
■ヴァイオリン・ソナタ《ピアノ・ソロ版》（フランク／コルトー編）
■夢のあとに（フォーレ／グレインジャー編）

【レコード芸術誌　準特選盤選出】
ヴァイオリニスト・加藤知子による、シューマンの２つのソナタ。
加藤知子、江口玲。ともに世界で活躍するトップアーティストの二人が、技術的にも音楽的にも、最も円熟期である「今」を収録したシューマン。

曲目リスト
■シューマン：ヴァイオリンとピアノのためのソナタ　第1番　Op.105
■シューマン：ヴァイオリンとピアノのためのソナタ　第2番　Op.121
■シューマン：3つのロマンス　Op.94

2007年、グリーグ没後100周年を記念して、元ノルウェー国立大学教授、グリーグ研究の第一人者であるピアニスト「リヴ・グラーセル」女史を招聘。数々のコンサートやレクチャーともに、レコーディングを実施した。
ピアノは、グリーグと同年代にあたる1887年のニューヨーク・スタインウェイを使用。ともに没後100年を迎えたノルウェーを代表する二人の作曲家の詩情を、ノルウェーの伝統を受け継ぐ名ピアニストが比類なき美しいサウンドで再現！

曲目リスト
■アガーテ・バッケル＝グレンダール：前奏曲／セレナーデ／紡ぎ歌／夕べの風／バラード／演奏会用練習曲
■エドヴァルド・グリーグ：「ホルベアの時代から」作品40／「抒情小曲集」より

【レコード芸術誌　準特選盤選出】
〜ジェラール・プーレ　フランス三大ヴァイオリン・ソナタを弾く〜 《フランスの至宝》ジェラール・プーレが極めた、フランス三大ヴァイオリン・ソナタ集。かつて、ドビュッシーと共にヴァイオリン・ソナタの作曲に携わり、初演も務めたヴァイオリニスト、ガストン・プーレ。その父から教えを受け継ぎ、幼少より天才ヴァイオリニストとして活躍しているジェラール・プーレ。自身が「私の体の一部である」と語るドビュッシーのヴァイオリンソナタは、他の追随を許さない完成度を誇る。まさに後世に伝えるべき珠玉の名盤。

曲目リスト
■ドビュッシー：ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
■プーランク：ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
■フランク：ヴァイオリンとピアノのためのソナタ

　　

【2006年9月号　レコード芸術誌　準特選盤選出】
これを越える「展覧会の絵」は存在するだろうか…
。 煌めくpppppから唸りを上げて突き抜けるfffffまで、驚愕のダイナミクスレンジで、ピアノの限界に挑戦する！
衝撃のカーネギーホールレコーディングから早4年。過去2枚のソロ・アルバムでいずれも特選盤の評価を得た江口 玲、待望のサード・アルバム。

曲目リスト
■ラフマニノフ：プレリュード Op.3-2/Op.32-12/Op.32-5
■プロコフィエフ/江口編：マーチ（3つのオレンジへの恋より）
■プロコフィエフ：モンターギュ家とキャプレット家（ロミオとジュリエットより）
■ラフマニノフ：楽興の時　Op.16-3
■ラフマニノフ/江口編：パガニーニの主題による狂詩曲より第18変奏
■ムソルグスキー：展覧会の絵

【2003年9月号　レコード芸術誌　特選盤選出】
最高の技術者、最高のアーティスト、最高のホールと楽器。
全ての条件が完璧に満たされたとき、このアルバムは生まれた。
今までの常識を根底から覆し、クラシックの本質を語る全てがここにある。
現在実現し得る最高に贅沢なアルバム、遂に完成。
使用した楽器は、美しいローズウッドのボディを持つ1887年製のニューヨーク・スタインウェイMODEL-D。カーネギーホールやメトロポリタン劇場創立当時、コンサートピアノとして貸し出しされていた楽器です。その後日本に渡り、1986年ホロヴィッツがフランツ・モアと共に2度目に来日した際、このピアノを実際に弾き絶賛したという逸話は有名です。
豊かな倍音と表現力を持ち、昨今の「単にまろやかで個性のない音」とは全く違うこの楽器を、再びカーネギーの舞台に持ち込み、当時の巨匠達が求めていた音を後世に残すのが、このレコーディングの第一の目的でした。
1800年代後半、クラシックの黄金時代に活躍したピアノが、115年の時を経てカーネギーホールに甦り、しかもライブではなくカーネギー初のホールを借り切ってのレコーディング。 収録曲もホールの歴史や、時代性を加味した非常に興味深いプログラムとなっています。

曲目リスト
■愛の喜び：クライスラー/ラフマニノフ編
■愛の悲しみ：クライスラー/ラフマニノフ編
■メロディ：パデレフスキー
■悲愴的前奏曲：チェルカスキー
■J.シュトラウスの「こうもり」による演奏会用パラフレーズ：ゴドフスキー
■ピアノ協奏曲第1番より「ロマンス」：ショパン/バックハウス編
■夜想曲〜モクセイソウより：ホフマン
■ハンガリアン・ラプソディ第2番：リスト/ホロヴィッツ編
■白鳥：サン＝サーンス/ゴドフスキー編

【2002年9月号　レコード芸術誌　特選盤選出】
NYを本拠地とし、世界各国で名バイプレーヤーとして活躍中の江口 玲。
待望のソロ・アルバムがいよいよ発売となりました。江口自身の編曲による「ラプソディ・イン・ブルー」、ホロヴィッツ編曲の「星条旗よ永遠なれ」な ど、ニューヨーク・スタインウェイの輝かしい音色に彩られた超絶技巧の冴え、クールでスタイリッシュな演奏は必聴です！2001.9.11に思いを込め、 近代アメリカ人作曲家の作品を集めた意欲的なアルバムです。

曲目リスト
■ガーシュイン：ラプソディ・イン・ブルー
■フォスター：金髪のジェニー
■アイヴス：オルコット家
■ガーシュイン：ポーギーとベスによるファンタジー
　　---2台ピアノ（共演：姜 愛里） 序曲/あの人は行ってしまった/そんなことはどうでもいいさ/ クララ、気を落とさないで/いちご売りの歌/サマータイム/ とてもじっとしちゃいられない/ベスよ、お前は僕のもの/ 僕にはないものばっかりだ/ああ、神様、僕は僕の道を行きます ■コープランド：センティメンタル・メロディ
■バルコム：ラスト・ラグ
■スーザ：星条旗よ永遠なれ

2000年度ショパン国際ピアノコンクールの審査員も務めるムニエ教授が、自ら「ショパンへのオマージュ」と称し、彼の没後150周年を記念して録音した限定盤。ショパンコンクールの課題曲もほとんどが収録されています。その明晰で気品あふれる演奏は必聴です。

曲目リスト
■3つの即興曲　Op.29,36,51
■幻想即興曲　Op.66
■ボレロ　Op.19
■3つのマズルカ　Op.56-1,2,3
■グランドワルツ　Op.42
■幻想曲　Op.49
■子守唄　Op.57

ニューヨーク・スタインウェイフルコンサートグランドピアノを２台、そのアクション を３台分用意し、その中から曲目に応じて選んだ楽器を、ピアニストの求める音色・タッチに調整し、予算や時間にとらわれずピアニストがすべてを決めるとい う贅沢なレコーディングで制作された逸品。編集においても、ミスや雑音を削ってつなぎ合わせるのではなく、それがたとえリハーサルのテイクであったとして も、芸術性や味わいが全面に出るよう演奏者の意志、本来の流れを重視するように心がけられています。 ライナーノートには、それぞれの曲に対する彼女の想いがインタビュー形式で書かれており、マルグリット・ロンがドビュッシーのレッスンで教わったことなどの貴重なエピソードは、非常に興味深いものです。

曲目リスト
■ドビュッシー：喜びの島・版画
■ショパン−リスト：６つのポーランドの歌
■ショパン：プレリュード OP.45・ロンド OP.1
■モーツァルト：ソナタK.333